少し前に、親と生命の不思議についてのお話をしました。

人間の体ってのは、それはもう複雑怪奇、極めて精巧にできておりまして。
ここで甲が分泌されるとあそこで乙が分泌される。乙が増えると甲の分泌が抑えられ、逆に乙が減れば甲の分泌が増す、というようなことが、この何倍も複雑に、しかも瞬時に起きているのです。
そんなのやあんなのや、色んな仕組みが織物よりも複雑に絡み合って、私たちは生きて、動いていると。

生態系が造られ、命が巡っていると。


そんな説明をすると、親は
「すごいねぇ。やっぱ神様が作ったのかねぇ」
と申しました。
しかしあたしは
「こんなの、神様には造れないよ」
と申し上げました。

だって考えたって造れるような仕組みではないですものこれは。
たった7日間のうちの1日で、組み上げられるような代物ではありませんもの。

全ては、こうなるべくしてなったのです。
生き残れる仕組みを持ったものだけが、残った。
生き残るために進化したのではなく、生き残りうる仕組みを偶然にも持っていたものが、残った。

こんな考え方も、ありではないかと思ったのです。




あたしは無宗教だけど無心論者ではないけれどね。

ほんの、戯れ言だけどね。

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